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下肢静脈瘤Q&A


◆質問一覧


Q.1 静脈瘤が自然に治ることはないですか?
A.1
まれに静脈瘤に血栓ができて血液の逆流が止まり血管が詰まってしまうことがあります。その後血栓が小さくなるにつれ静脈瘤が小さくなることがあります。ただし、ほとんどの静脈瘤では自然に治ることなく徐々に病状が進行していきます。

Q.2 静脈瘤をそのままにしておくと命をおとすことがありますか?
A.2
絶対無いとはいえませんが、極めてまれです。
大きい静脈瘤が破裂したり、静脈瘤の中にできた血栓が飛んで肺動脈を詰まらせると命をおとすことがあります。

Q.3 内服薬で静脈瘤を治すことはできませんか?
A.3
残念ながらありません。痛みなどの症状を抑える薬を用いることはありますが、静脈瘤を根本的に治す薬はありません。

Q.4 弾性ストッキングは有効ですか?
A.4
医療用の弾性ストッキングは、静脈瘤の進行を遅らせますが、静脈瘤を治すことはできません。治療後に補助療法(圧迫療法)としてしばらくの間はその使用が必要となります。

Q.5 レーザー治療の利点は何ですか?
A.5
従来の手術や硬化療法に比べて
@ 体へのダメージが少ない
A 施術時間が短く治療回数が少ない。
B 施術後、速やかに帰宅できる。
C 施術後、弾性ストッキングの長期使用が不要。
D 日常生活に速やかに復帰できる。
E 傷口が目立たない。
などが挙げられます。

Q.6 レーザー治療に種類があるのですか?
A.6
下肢静脈瘤の治療には2種類のタイプのレーザーと1種類のIPL(光治療器)で対応します。
@ ボコボコと浮き上がるタイプの静脈瘤(径5mm〜2cm) 
→ エンドレーザー(血管内レーザー)
A 径1mm前後の網目状、クモの巣状の細かい静脈瘤、血管拡張
→ マイドンレーザー(体外照射タイプのレーザー)
B 極めて細く小さい静脈瘤、血管拡張
→ スーパーフォト

Q.7 レーザー治療は安全ですか?
A.7
レーザー治療に習熟した血管外科医のもとで治療が行われる限り、 レーザー治療は、体へのダメージも少なく、手術と比較してもより安全な治療法といえます。

Q.8 レーザー治療は何歳まで受けられますか?
A.8
年齢制限はありません。日常生活を自立して送れる方であれば、何歳でも施術を受けられます。

Q.9 レーザー治療は健康保険が利きますか  
A.9
自由診療のため健康保険は利きません。そして、現在の日本の健康保険財政の事情をかんがみると、残念ながら健康保険適用となる見込みはありません。

Q.10 レーザー治療の施術費用はどれくらいかかりますか?
A.10
エンドレーザー:片足の治療で30万円程度となります。
マイドンレーザー、スーパーフォト:1〜10万円/片足

Q.11 レーザー治療の施術時間はどのくらいでしょうか?
A.11
エンドレーザー:片足で30〜60分、両足で1〜2時間となります。
マイドンレーザー、スーパーフォト:30分〜1時間

Q.12 レーザー治療の施術当日はどのくらい時間を要しますか?
A.12
エンドレーザー:
手術開始1時間前に来院、手術後20分ほど休憩して帰宅となります。
すなわち在院時間は最短で1時間50分、最長で3時間30分ほどです。
マイドンレーザー、スーパーフォト:
30分〜1時間

Q.13 再発の心配はないですか?
A.13
再発の可能性はあります。
ただし、今まで根治性が高いと判断されていた手術よりも再発率は低いようです。

Q.14 傷跡はどのくらい残りますか?
A.14
エンドレーザー施術では、5mm〜2cmほどの傷が原則として1箇所必要になりますが、ケロイド体質でなければ、施術1〜2年以降殆ど目立たなくなります。

Q.15 レーザー治療の施術を受けたあとの受診や検査はどうしたら良いですか?
A.15
エンドレーザーは、施術1週間後、その後1〜2間隔で2〜3回フォローアップします。
マイドンレーザーやスーパーフォトは、1〜2ヶ月間隔で、3〜6回フォローアップします。


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