写真で見る典型的な治療前後

大伏在静脈の静脈瘤

70代女性(980mmレーザー使用)

治療前

8か月後

・治療内容:2011年から保険適用となった980nmレーザーによる血管内焼灼術を行い、術後に硬化療法を2回実施しました。弾性ストッキングの着用期間は半年程度です。
・総費用:保険適用で約60,000円(弾性ストッキング別:1足5,000円前後~)
・副作用・リスク:980nmレーザーは、波長の長い2000nmのレーザーなどに比べると術後の内出血や血管周囲痛が大きく、回復に時間を要します(内出血は1-2週間、血管痛は1~数か月)。また、神経に対する刺激が強く表れることがあり、しびれなど感覚異常の回復に数か月以上要することがあります。

40代女性(2000mmレーザー使用)

治療前

7か月後

・治療内容:最も波長の長い2000nmレーザーを選択したため、照射出力が最低限で済み、手術当日に硬化療法も実施できました。弾性ストッキングの着用は1週間程度です。
・総費用:自費診療で約250,000円(弾性ストッキング別:1足5,000円前後~)
・副作用・リスク:2000nmレーザーはリスクが最も小さいレーザーですが、術後一過性の症状である内出血や疼痛はあります。症状は1-2週間で回復し、再発リスクは最小です。

60代女性(2000mmレーザー使用)

治療前

6か月後

・治療内容:最も波長の長い2000nmレーザーを選択したため、照射出力が最低限で済み、手術当日に硬化療法も実施できました。弾性ストッキングの着用は1週間程度です。皮膚症状の回復に時間を要しましたが、術後3か月程度で皮膚の症状は大きく改善しました。
・総費用:自費診療で約250,000円(弾性ストッキング別:1足5,000円前後~)
・副作用・リスク:2000nmレーザーはリスクが最も小さいレーザーですが、術後一過性の症状である内出血や疼痛はあります。症状は1-2週間で回復し、再発リスクは最小です。重症例にも対応可能です。

小伏在静脈の静脈瘤

70代女性(980mmレーザー使用)

治療前

6か月後

・治療内容:2011年から保険適用となった980nmレーザーによる血管内焼灼術を行い、術後に硬化療法を1回実施しました。弾性ストッキングの着用期間は3か月程度です。
・総費用:保険適用で約56,000円(弾性ストッキング別:1足5,000円前後~)
・副作用・リスク:980nmレーザーは、波長の長い2000nmのレーザーなどに比べると術後の内出血や血管周囲痛が大きく、回復に時間を要します(内出血は1-2週間、血管痛は1~数か月)。また、神経に対する刺激が強く表れることがあり、しびれなど感覚異常の回復に数か月以上要することがあります。特に小伏在静脈に対する血管内焼灼術は、神経障害の発症リスクが大きくなっています。

側枝の静脈瘤

70代女性(フォーム硬化剤使用)

治療前

4か月後

・治療内容:側枝型の静脈瘤は血管内焼灼術の適用にならないことが多いため、ポリドカスクレロールを用いたフォーム硬化療法を2回実施しました。術後は弾性ストッキングの着用が必要不可欠です。
・総費用:保険適用で約15,000円(弾性ストッキング別:1足5,000円前後~)
・副作用・リスク:施術後にやや血管が硬くなります。人によっては色素沈着が強く残り、消えるまでに2-3年を要することがあります。稀に血管炎を起こすことがありますが、自然に治ることがほとんどです。

陰部の静脈瘤

50代女性 (2000mmレーザー、硬化療法)

・治療内容:2000nmレーザーはファイバーの太さが最も細いため、陰部静脈瘤のような蛇行が強いタイプの静脈瘤にも対応できます。硬化療法を併用すると、細かい複雑な静脈瘤も同時に処理できます。弾性ストッキングの着用は1週間程度です。特に強い色素沈着は出ませんでした。
・総費用:自費診療で約250,000円(弾性ストッキング別:1足5,000円前後~)
・副作用・リスク:2000nmレーザーはリスクが最も小さいレーザーです。硬化療法後の色素沈着も最小限で済みました。術後の内出血や疼痛は一過性で、生活制限はありません。翌日から入浴が可能です。

網の目状の静脈瘤

20代女性(G-YAGレーザー使用)

治療前

4か月後

・治療内容:網目状静脈瘤は硬化療法でも対応できますが、色素沈着をできるだけ回避したいとのご要望があったため、体外から経皮的に血管に対してレーザーを照射して治療を行いました。複数回の治療が必要でしたが、脱毛レーザーと同様のイメージで施術ができ、治療後に生活の制限はありません。弾性ストッキング着用も不要です。
・総費用:自費診療で約90,000円
・副作用・リスク:施術中に針でつつかれるような痛みはあります。硬化療法ほどではありませんが、色素沈着が一過性に生じることはあります。施術中は日焼けを避けることが必要です。

20代女性(G-YAGレーザー使用)

治療前

2か月後

・治療内容:色素沈着をできるだけ回避したいとのご要望があったため、体外から経皮的に血管に対して照射するレーザーを用いて治療しました。1回の治療で症状は改善。脱毛レーザーと同様の治療となり、治療後に生活の制限はありません。弾性ストッキング着用も不要です。
・総費用:自費診療で約30,000円
・副作用・リスク:施術中に針でつつかれるような痛みはあります。硬化療法ほどではありませんが、色素沈着が一過性に生じることはあります。施術中は日焼けを避けることが必要です。

クモの巣状の静脈瘤

50代女性(G-YAGレーザー使用)

治療前

11か月後

・治療内容:クモの巣状静脈瘤は、硬化療法では対応が難しい症状です。体外から経皮的に血管に対してレーザーを照射する治療でも複数回を要します。このケースでは8回の照射を要しました。
・総費用:自費診療で約200,000円
・副作用・リスク:クモの巣状静脈瘤は治療回数が多くなります。施術中はやはり日焼けを回避すべきです。日焼けが重なると、色素沈着が強く表れます。

50代女性(G-YAGレーザー使用)

治療前

5か月後

・治療内容:クモの巣状静脈瘤は、体外から経皮的に血管に対してレーザーを照射する治療でも、なかなか消えないことがあります。このケースでは2回照射を行いましたが、まだ一部残っています。
・総費用:自費診療で約60,000円
・副作用・リスク:クモの巣状静脈瘤は複数回の治療が必要となり、治療後に皮膚の回復を待たなければいけないため、治療間隔を最低でも1か月は空ける必要があります。施術中は日焼けを避ける必要があります。施術当日は湯船につからず、シャワーで済ませた方が良い場合があります(皮膚に対して照射刺激が強く出て赤みが残った場合)。