下肢静脈瘤レーザー治療センタ― 院長ブログ 〜手術室と診療現場より〜

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下肢静脈瘤治療から数年後の再発について

      2016/02/25

昔ながらの下肢静脈瘤治療である「ストリッピング手術」について、長期経過後の再発に関する論文を読んだことがあります。
概要は、「再発は多くの症例で起こるが、補助療法である硬化療法で対処できる程度」というものでした。

一方で、当院でも行っているレーザーや高周波による血管内治療の長期経過例に関してはほとんど研究されていないようです。

そこで、国内でも早くからレーザーによる下肢静脈瘤の血管内治療を手掛けてきた立場として、レーザー治療から長期経過後の再発に関する調査を実施しました。

調査は、同時期にストリッピング手術と血管内レーザー治療を受けた患者さんの再発形態について比較しました。
いずれも治療後7~9年経過しています。

結果、血管内レーザー治療の方がストリッピング手術に比べて再発の程度が小さい、ということが示されました。
つまり、レーザー治療は術後の負担が小さく回復が早いことに加えて、長期間経過した後の再発についてもストリッピング手術より優れているということになります。

このことは先の学会で発表する予定ですが、上記のように今までにない報告になりますので、意義のある発表になると考えています。

img_089血管内レーザー治療の様子

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