下肢静脈瘤に関する海外の論文

大伏在静脈の血管内1320nmレーザーによる閉鎖術: 6-12か月追跡調査

目的

大伏在静脈の閉鎖における新しい波長の血管内レーザーの安全性と有用性を確認することが目的である。

方法

径0.5-1.2cmの大伏在静脈の弁不全に伴う下肢静脈瘤、24例が、1320nm血管内レーザーで治療を受けた。照射出力は5Wで、牽引速度は自動牽引装置を用いて1mm/sだった。患者達は、治療後、最低6か月の様々な時間帯で、血管超音波装置により治療の有効性について評価された。

結果

全ての患者で大伏在静脈は完全に閉鎖していた。殆どの症例で手術後6か月の時点で治療された大伏在静脈は確認できなくなっていた。静脈瘤の再発はなかった。全ての術前の症状は術後に消退し、合併症はなかった。全ての患者はこの結果に満足していた。

結論

6か月以上の追跡調査上、出力5W、1320nmの血管内レーザー(自動牽引速度1mm/s、先端拡散タイプのファイバー使用)による、最大径1.2cmの大伏在静脈弁不全に対する治療は安全かつ有効である。

ジャーナル

Dermatol Surg,2004 Nov; 30(11):1380-5
Intravascular 1320-nm laer closure of the great saphenous vein: a 6- to 12-month follow up study.
Goldman MP, Mauricio M, Rao J